SR-パナソニック220度高温スチーム採用の大火力おどり炊き炊飯器、新機種SR-STS101(2021年7月発売)とSR-STS100(2020年9月発売)を比較してみました。
SR-STS101とSR-STS100の違いは、
以下の4つがあります。
違いはこちら!
冷凍用ごはんコースの有無
赤飯コースの有無
価格の違い
日本人はほぼ毎日、お米を食べます。
そのため、お米を炊く炊飯器にもこだわっている方は多いかと思います。
毎日食べるからこそ、炊飯器は妥協したくないポイントです。
この2商品、どちらも「お米がおいしく炊ける!」と評判です。
しかし「どう違うのか、どっちを買えば良いのかわからない」と思われているでしょう。
この記事ではこちらを確認していきます。
SR-STS101
SR-STS100
新機種SR-STS101とSR-STS100の違いは?
SR-STS101とSR-STS100の違いを比較すると、以下のようになります。
SR-STS101 | SR-STS100 | |
スチーム保温機能の スチーム投入回数 |
保温後12時間のうち 10回 |
保温後12時間のうち 2回 |
冷凍用ごはんコース | 有 | 無 |
赤飯コース | 無 | 有 |
価格 | 53,055円(税込) | 38,800円(税込) |
では、一つずつ詳しくみていきましょう。
①スチーム保温機能の自動スチーム投入回数
SR-STS101もSR-STS100も、どちらもスチーム保温機能が搭載されています。
スチーム保温機能とは、通常の保温機能と違い、釜の中にスチームを投入して保温します。
そのため、長時間保温してもお米の水分量が保たれ、しっとりとした食感が続きます。
さらに、保温ご飯独特の嫌な匂いや黄ばみも抑えてくれます。
このスチームの投入回数が、
SR-STS101は保温後12時間のうち10回
SR-STS100は保温後12時間のうち2回(6時間後と12時間後)となっています。
SR-STS101の方が、格段に保温機能が進化しています。
保温後のご飯を比較してみても、やわらかさは約10%UPし、約20%も黄ばみにくくなりました。
SR-STS101は保温後も、炊きたてに近いおいしさを保つことができます。
②冷凍用ごはんコースの有無
冷凍用ごはんコースは、炊いたご飯を冷凍することを前提にしており、冷凍したご飯を再加熱してもおいしく食べられるようにしたコースです。
通常、余ったご飯を冷凍保存してから再加熱すると、ベタベタしたり、お米の粒が硬くなってしまってパサつくことが多いです。
しかし冷凍用ごはんコースで炊くと、通常の炊飯コースに比べて、再加熱後のご飯のハリとやわらかさが約10%もUPします。
③赤飯コースの有無
赤飯コースは、SR-STS100にのみ搭載されているコースです。
赤飯を蒸して作る場合、下準備(浸水やざる上げ)を含めて約13時間かかります。
しかしこの赤飯コースなら、すべての行程を約46分で炊き上げます。
さらに高温のスチームによって、蒸したようなモチモチとした食感を実現。
ただ、下準備を事前にすることと炊き上がりの食感をあまり気にしないのであれば、通常のコースで赤飯を炊くことはできます。
④価格の違い
SR-STS101 53,055円(税込)
SR-STS100 38,800円(税込)
(楽天市場 2021年7月現在)
SR-STS101は2021年7月に発売されたばかりなので、約15,000円ほど高価なのは仕方ないでしょう。
旧機種のSR-STS100は、発売当初約65,000円ほどの価格でした。
それと比べると、SR-STS101は機能が増えて当初からこの価格なので、企業努力の結果がみえます。
パナソニック220度高温スチーム採用の大火力おどり炊き炊飯器の特徴は?
220度高温スチームと、大火力おどり炊き、この二つの特徴について詳しくみていきましょう。
・220度高温スチーム
パナソニックの220度高温スチームは、炊飯終了の最後の瞬間まで、絶え間なく熱を加え続けることで、お米の旨みを閉じ込めます。
お米をおいしく炊き上げるには、「前炊き」「炊き上げ」「沸騰維持」最後の「追い炊き」「蒸らし」のすべての行程で、加熱し続けることが大切です。
そこでパナソニックの炊飯器は220度の高温スチームを噴射し、お米の芯まで加熱して、旨みを閉じ込めることを実現しました。
お米の芯まで糊化することで旨みを閉じ込め、その旨みでコーティングされたお米はハリツヤが出ます。
さらに水分を逃さず、冷めてもおいしいお米を炊くことができるようになりました。
・大火力おどり炊き
お米をおいしく炊き上げるのに、もうひとつ重要なことがあります。
それは、お米一粒一粒にムラなく熱が伝わることです。
そこで、炊飯器の中で対流を発生させてお米の一粒一粒をおどらせることを、パナソニックでは「おどり炊き」と呼んでいます。
特に「大火力おどり炊き」は、炊飯器底面のIHコイルと底側面のIHコイルの通電を0.4秒という高速で切り替え続けることで、対流の方向を絶えず変化させます。
そうすることで、お米全体に均等に熱を加え、比較的ふっくらとした歯触りの良い炊き上がりになります。
「かまどで炊くお米はおいしい」と、よく言います。
かまどでお米を炊く場合も、常に加熱し続けながら中でお米が対流しています。
つまりパナソニックの220度高温スチームと大火力おどり炊きは、かまど炊きの良いところをうまく再現していることになります。
新機種SR-STS101とSR-STS100の口コミは?
実際にSR-STS101とSR-STS100を使用しているユーザーの方たちは、どのような評価をしているのでしょうか?
・STS101の低評価口コミ
SR-STS101の低評価口コミですが、2021年7月に発売されたばかりのためか、まだありませんでした。
口コミが確認できましたら、記事を更新します。
・SR-STS101の高評価口コミ
★★★★★ <抜粋>
最初の印象は、今までの炊飯器よりもどっしりとした重い炊飯器だなと感じました。思った通りにふっくらと炊き上がり、見た目も、食べた感じも非常においしくご飯を食べることができました。大満足です。
出典:価格.com
★★★★★ <抜粋>
保温にし時間が経ってもスチームのお陰か炊飯時の炊きたて感があり温かく、美味しく感じました。
出典:ビックカメラ.com
「保温した後もおいしく食べられる」という口コミが多くありました。
・SR-STS100の低評価口コミ
★☆☆☆☆ <抜粋>
炊き上がりまでに何度も釜からいきよいよく蒸気が天井まで上がります
出典:amazon
★☆☆☆☆ <抜粋>
値段と釣り合わない。艶がなくばさっとした炊き上がり。
出典:amazon
「炊飯器からの蒸気が多く、気になる」という口コミがいくつか見られました。
・STS100の高評価口コミ
★★★★★ <抜粋>
デザインが美しく洗いやすい。
玄米しか食べない私ですが、圧力IHで70分程で美味しく炊き上げてくれます。
出典:amazon
★★★★★ <抜粋>
粒もしっかりしているのに、柔らかい!!
家族みんな大満足です!
出典:amazon
★★★★☆ <抜粋>
浸けたり蒸らしたりの時間込みで自動炊飯してくれ、無洗米で水の量を変えたりするのも不要。
1合でもおいしく炊け、もっちりとした仕上がり。
洗う箇所も釜、蓋、蒸気の3箇所だけで洗いやすいので複雑なものが苦手でもお手軽。
出典:amazon
おおむね、「お米がおいしく炊ける」という評価でした。
新機種SR-STS101とSR-STS100の違いまとめ
今回比較したSR-STS101とSR-STS100ですが、どちらも比較的評価の高い商品です。
SR-STS101は保温の性能がUPしたことで、さらに満足度も上がっているようです。
STS101とSTS100には、以下のような違いがありました。
②冷凍用ごはんコースの有無
③赤飯コースの有無
④価格の違い
SR-STS101は保温の性能がUPしたことと、冷凍ごはん用コースができたことで、毎日忙しいご家庭にもピッタリの商品になっています。
最近は共働きや作り置きが多いので、使い勝手が良いのではないでしょうか。
価格はSR-STS101の方が高いですが、毎日食べるご飯のことですから、思い切って購入してみるのも良いかもしれません。
SR-STS101
SR-STS100
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