2021年6月に発売された日立のIHジャー炊飯器RZ-V100EMと、7月3日に発売されたばかりの新機種RZ-W100EM。
このIHジャー炊飯器は、京都の米老舗八代目儀兵衛が提唱する「外硬内軟」(がいこうなんなん)を目指したワンランク上のお米を家庭でも楽しんでもらうがコンセプトになっています。
そんな極上ふっくら御膳を作り出すRZ-W100EM(最高級モデル)とRZ-V100EM(高級モデル)はどんなところが違うのでしょうか。
簡単にまとめると、以下のような違いがみられます。
- 水温炊飯制御の有無
- 炊飯コースの種類の違い
- 保温できる時間の違い
- 抗菌加工部の性能の違い
- 選べる本体の色の種類
- 液晶画面の光り方の違い
この違いを詳しく調べ、徹底解説していきます!
ぜひ最後までお付き合いください。
RZ-W100EM
RZ-V100EM
RZ-W100EMとRZ-V100EMの違いは?
それではRZ-W100EMとRZ-V100EMの違いについて詳しくみていきましょう。
水温炊飯制御の有無
最高級モデルのRZ-W100EMには「水温炊飯制御」という機能が付いていますが、RZ-V100EMには搭載されていません。
聞き慣れない「水温炊飯制御」というものについても紹介しておきましょう。
こちらの機能は水温によってお米を浸す時間や火加減を自動で調整し、1年中いつでも美味しいご飯が炊けるというとても優秀な新しい機能です。
具体的に説明すると、夏は水温が高めなので、お米が水を吸収しすぎないように浸す時間を自動で短くします。
逆に冬は水温が低めになるので、水温を40℃に上げながらじっくりお米に水を吸収させます。
そうすることによりまさに「外硬内軟」な美味しいお米が炊きあがるのです。
炊飯コースの種類の違い
炊飯コースにも違いがあります。
最高級モデルRZ-W100EMの極上コースには白米や無洗米の他、雑穀米、玄米、発芽玄米、麦ごはんなど数多くの炊飯コースがあります。
一方の高級モデルRZ-V100EMは、白米と無洗米のみ対応しています。
普段から白米しか食べないという方はRZ-V100EM、雑穀米や玄米などを食べている方は、RZ-W100EMの方が適しているといえます。
また、最高級モデルRZ-W100EMのみについている機能として「おこげ」機能があります。
釜めしの時くらいしかお目にかかれないイメージがあるおこげが炊飯器でつくれるとは驚きですね。
保温できる時間の違い
保温できる時間にも違いがみられます。
最高級モデルのRZ-W100EMは40時間保温できるのに対して、高級モデルRZ-V100EMの保温可能時間は24時間です。
両モデルとも再加熱機能もついています。
RZ-W100EMに関しては再加熱の予約もすることができます。
熱々のご飯をどんな時でも食べることができる嬉しいポイントです。
抗菌加工してある部分の違い
抗菌している部分にも少し違いがあります。
RZ-W100EMはフタの操作部とフックボタンに抗菌加工が施されています。
一方のRZ-V100EMはフックボタンのみ抗菌加工されています。
毎日触れるところなので、抗菌加工は必須ですね。
選べる本体の色の種類
本体の色のバリエーションにも違いがみられます。
最高級モデルであるRZ-W100EMに関してはシンプルに漆黒の黒一色です。
それに対して高級モデルRZ-V100EMは生活に馴染むようにフロストホワイトとフロストブラックの二色どちらかを選択できます。
液晶画面の光り方の違い
操作する液晶ボタンの光り方にも違いがあります。
RZ-W100EMはホワイトLEDバックライトが搭載された、大画面液晶になっています。
一方、RZ-V100EMの液晶の画面はバックライトなしの一般的なグレーの液晶であり、光りません。
比べてみると違いがわかりやすいですが、単体で使うならばなくても困ることはない機能かもしれません。
日立のIHジャー炊飯器ふっくら御膳の特徴は?
続いて、日立のIHジャー炊飯器ふっくら御膳の特徴についてまとめてみましょう。
- 支えとなる圧力&スチーム
- 置き場所に困らない蒸気カット
- 大火力の沸騰鉄釡と全周断熱構造
- 日立独自の炊飯方法である「極上一粒炊き」
主に四つの特徴があります。
ひとつずつみていきましょう。
支えとなる圧力&スチーム
日立の炊飯器の一番の強みといってもいいのが、この圧力スチームです。
この性能は日立独自のもので、スチームを釜の中に発生させ、側面のIHヒーターで加熱することでふっくらもちもちのご飯を炊くことができます。
スチームを外に逃がさず釜の中に留まらせることができるため、ご飯が乾燥するのを防ぎ、どんな時もふっくらあつあつの美味しいご飯を楽しむことができます。
置き場所に困らない蒸気カット
大抵の炊飯器はご飯を炊いている時に蒸気が発生するため、置き場所が制限されていました。
しかし日立のIHジャー炊飯器は炊飯時に発生する蒸気を大幅にカットすることができます。
そのため、置き場所が制限させることがありません。
大きさもコンパクトでどこにでも置けるので、どんなキッチンにもスッキリ置くことができます。
大火力の沸騰鉄釡と全周断熱構造
多層な金属採用し、火力と軽さを実現した大火力の沸騰鉄釜も日立IHジャー炊飯器の大きな特徴です。
大火力の沸騰鉄釜でお米一粒一粒に大火力の熱を丁寧に伝えるため、美味しいご飯が炊きあがります。
また、本体側に蓄熱性を持たせた全周断熱構造なので、お米のうまみを閉じ込めることができます。
大火力で高断熱なのに軽量なのも、毎日使う上で嬉しいポイントになります。
日立独自の炊飯方法である「極上一粒炊き」
日立独自の炊飯方法である「極上一粒炊き」も大きな特徴です。
この炊飯器のコンセプトでもある京都の米老舗八代目儀兵衛がこだわる「外硬内軟」を実現するために必要な「浸し」「再加熱」「蒸らし」を忠実に再現しています。
RZ-W100EMとRZ-V100EMの口コミは?
気になるRZ-W100EMとRZ-V100EMの口コミですが、まだ発売させたばかりだからか、口コミをみつけることができませんでした。
見つけ次第随時更新していきます。
新機種RZ-W100EMとRZ-V100EMの違いまとめ
いかがだったでしょうか。
発表されたばかりの新機種、日立のIHジャー炊飯器RZ-W100EMとRZ-V100EMの違いについてと、その特徴について徹底解説していきました。
最後にもう一度、RZ-W100EMとRZ-V100EMの違いについてまとめましょう。
- 水温炊飯制御の有無
- 炊飯コースの種類の違い
- 保温できる時間の違い
- 抗菌加工部の性能の違い
- 選べる本体の色の種類
- 液晶画面の光り方の違い
中でも一番の違いはRZ-W100EMだけに搭載させている「水温炊飯制御」ではないでしょうか。
温水を自動で感知し、常に一番美味しいお米を炊くことができるこの新機能は、今までの炊飯器にはない機能であり、RZ-W100EM一番のおすすめポイントです。
どんどん進化を遂げる炊飯器。
おうち時間がまだまだ長くなりがちなこの時代に、毎日美味しいお米を食べるのは充実した日常を作り出すために必要なことかもしれません。
プロの技をおうちでも手軽に楽しむことができる日本の炊飯器は世界でも人気で、日本が世界に誇る素晴らしい技術のひとつです。
その代表ともいえる日立のIHジャー炊飯器で炊いたお米、体感してみたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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