今や掃除機はハンディタイプが当たり前といっても過言ではありません。
その中でも、日立のラクかるスティックPV-BL1HとPV-BL10Gは、どちらも使い勝手が良くて高評価な商品です。
共通点も多いこの2機種、どちらを買えば良いかわからない!という方も多いかと思います。
PV-BL1HとPV-BL10Gの違いを比較してみると、以下のようになります。
②サイズ
③ヘッド部分の新構造・新機能
④吸引力
⑤付属品
⑥カラー
⑦価格
それぞれの違いの詳しいご紹介や口コミ、そしてPV-BL1HとPV-BL10Gの決定的な違いをズバリ!ご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
PV-BL1H
PV-BL10G
日立ラクかるスティックPV-BL1HとPV-BL10Gとの違いを比較
新モデルPV-BL1Hと旧モデルPV-BL10Gの違いを比べると、以下のような違いがあります。
それでは一つずつ、詳しくみていきましょう。
①重さ
PV-BL1H 1.1kg
PV-BL10G 1.3kg
わずか200gの差ではあります。
しかし実際持ってみると、1kg程度の商品で200gの差は大きく感じるかと思います。
また、軽量ボディで高いところや段差の掃除もラクに出来るということを目指している商品なので、新モデルPV-BL1Hで200gも軽量化できているのはうれしいですね。
このPV-BL1Hの軽量化は、アルミを使った小型・軽量のファンモーターと、延長パイプ部分の工夫によってできたものです。
特に延長パイプは、「トポロジー最適化」技術(強度が必要な部分とそうではない部分を区別する技術)により、部分的にパイプ内部の厚さを薄くすることで強度の維持と軽量化を実現しました。
②サイズ
PV-BL1H 長さ205×幅230×高さ994mm
PV-BL10G 長さ230×幅230×高さ1000mm
サイズに関しては、長さが3cmほど違うだけで、大きな違いはないかと思われます。
③ヘッド部分の新構造・新機能
PV-BL1Hはこれまでの日立の掃除機に比べ、ヘッド部分の前後幅が狭くなっています。
つまり、取り回しが良くなり、扱いやすいヘッドになったということです。
また、PV-BL10Gにはない、以下の新構造・新機能が追加されています。
・ペタリンコ構造
ヘッドが床から浮かずにぺたっとくっつくので、ベッド下やソファ下など、これまで掃除しにくかった場所もラクラク掃除できます。
・かるふきブラシ
ただ単にゴミを吸い取るだけではなく、フローリングに付着した菌まで取り除いてくれます。
水拭き機能ではないですが、この時代かけるだけで除菌できる掃除機はうれしい商品です。
菌を付着させたフローリングを掃除する実験では、99%の除菌率があるという結果が出ました。
④吸引力
この2機種では、モーター部分に以下のような違いがあります。
・PV-BL1H ハイパワー3Dファンモーター搭載
モーター部分のファンを三次元形状(斜流ファン)にし、後方の固定翼とともに効率よく空気を制御します。
空気の流れをうまく制御できるので、しっかりゴミを吸い取ります。
また、モーターはアルミ素材や新マグネットを使用したため、小型・軽量・強力パワーを実現しました。
・PV-BL10G
こちらは、モーター内のトリプレットディフューザーという三連の固定翼により、空気の流れを効率よく制御します。
旧モデルPV-BL10Gのファンモーターも、もともと小型・軽量化されています。
しかし新モデルPV-BL1Hは、さらに効率的な空気制御で強力な吸引力を得ました。
⑤付属品
PV-BL1HとPV-BL10Gどちらも、付属品として以下のものがついてきます。
・すき間用吸口
・延長パイプ
・ACアダプター
・お手入れブラシ
さらに、
PV-BL1H ハンディブラシ
PV-BL10G ハンディノズル
がそれぞれついてきます。
好みや使う場所にもよりますが、ハンディブラシの方が家具等を傷つける可能性が低くなります。
また、ゴミの吸い込みやすさもハンディブラシの方が勝っているのではないでしょうか。
⑥カラー
PV-BL1H ホワイト
PV-BL10G レッド
新モデルのPV-BL1Hは、持ち手の部分がホワイトでカラーリングされており、あとはだいたいブラックが基調となっています。
それに対しPV-BL10Gは、持ち手、延長パイプ、ヘッドに至るまでレッドでカラーリングされています。
⑦価格
PV-BL1H 35,790円(税込)
PV-BL10G 26,980円(税込)
(楽天市場 2021年7月現在)
PV-BL1Hは2020年12月発売、PV-BL10Gは2020年3月に発売されました。
同じ年に発売された2機種ですが、約9,000円ほどの差があります。
日立ラクかるスティックPV-BL1HとPV-BL10Gはどっちがおすすめ?
PV-BL1HとPV-BL10Gは、それぞれオススメしたい方がわかれます。
PV-BL1H
・出来るだけ軽い掃除機が良い
・掃除機をかけるだけで除菌もしたい
・吸引力がより高い方が良い
・ハンディブラシが良い
・カラー(ホワイト)が好み
特にヘッド部分の新構造・新機能はPV-BL10Gから目覚ましく進化したところで、掃除機をかけるだけで除菌もできる等のうれしい進化です。
買うなら新商品が良い!という方にはうってつけでしょう。
PV-BL10G
・重さはある程度軽ければ良い
・問題なくゴミを吸引できていれば良い
・カラー(レッド)が好み
・できるだけ安く購入したい
PV-BL10Gは旧モデルではありますが、外国製の掃除機と比べても十分軽い掃除機です。
また、もともと吸引力等も高評価な掃除機ですから、できるだけ掃除機を安く購入したいという方にオススメです。
PV-BL1HとPV-BL10Gには前述した違いが7個ありましたが、共通する点もたくさんあります。
共通点
・ヘッド
「自走コンパクトヘッド」というブラシの回転力のおかげで軽い操作性と、「きわぴたブラシ」で壁の際までしっかりゴミを集めます。
また、ヘッド角度を軽い操作で直角にかえられる「クルっとヘッド」で、家具と家具の間などの掃除しにくい場所にも入り込むことができます。
・ゴミ捨て
「からまんプレス」という、ダストケースの中のゴミを空気の流れで圧縮する機能で、ダストケース内で髪の毛等がからまるのを防ぎます。
また「ごみダッシュ」という、掃除機本体からダストケースを外さずにゴミ捨てができる構造なので、手や周辺を汚すことなくゴミを捨てられます。
・その他
ダストケースの容積は同じ0.15Lです。
また、充電時間は約3.5時間、標準の連続使用時間が約30分というのも共通です。
共通する点も多いPV-BL1HとPV-BL10Gですが、ヘッド部分やモーターなど、PV-BL1Hには進化した点もたくさんあります。
それだけ価格の差もあるので、どちらが自分のライフスタイルや希望に合っているか、良く比較してみる必要があります。
日立ラクかるスティックPV-BL1HとPV-BL10Gのの口コミは?
実際にPV-BL1HとPV-BL10Gを使っているユーザーの方たちは、どのような評価をしているのでしょうか?
・PV-BL1Hの低評価口コミ
★★★★☆ 40代 男性 <抜粋>
ハンディ用の吸い込みノズルを本体に付けられず別に保管しなくてはならない。持ち手の部分の接合が弱くパカッと取れそう。全体的に軽量化のためか部品が貧弱に感じる。
口コミ自体がまだあまりなく、その中でも低評価の口コミもほぼありませんでした。
今後口コミが増えたら、随時追加していきます。
・PV-BL1Hの高評価口コミ
★★★★☆ <抜粋>
とても軽くて、心配だった吸引力も申し分ないです。
★★★★★ 50代 男性 <抜粋>
軽くて取り回しも良く、毎日の簡単な掃除にピッタリです。
★★★★★ 40代 女性 <抜粋>
とっても軽く、5歳の息子も喜んで使っています
軽くて取り回しが良い、という口コミが目立ちました。
・PV-BL10Gの低評価口コミ
★★★★☆ <抜粋>
ゴミを貯める部分が小さいので、毎回捨てないとすぐいっぱいになりそうですね…
PV-BL10Gもおおむね高評価のため、あまり低評価口コミはありませんでした。
今後口コミが増えたら、随時追加していきます。
・PV-BL10Gの高評価口コミ
★★★★☆ 50代 男性 <抜粋>
予想以上に軽くて吸引力もあり、サッと掃除するには良いと思います。
★★★★★ <抜粋>
軽くてコードレスなので気楽に使える。ちょっとした掃除が楽しくなる。
★★★★★ 40代 男性 <抜粋>
手に取った感じ少~し重いかなと思いましたが、電源を入れてびっくり!
滑るように掃除ができます!
こちらも軽い、気軽に使える、という口コミが目立ちました。
日立ラクかるスティックPV-BL1HとPV-BL10Gの違いまとめ
PV-BL1HとPV-BL10G、どちらも軽くて使いやすく、おおむね高評価の商品です。
そんな2機種の大きな違いはズバリ、「ヘッド部分の新構造・新機能」です!
PV-BL1HとPV-BL10Gの細かな違いは、以下の7個でした。
②サイズ
③ヘッド部分の新構造・新機能
④吸引力
⑤付属品
⑥カラー
⑦価格
この中でも③ヘッド部分の新構造・新機能の、「ぺたりんこ構造」と「かるふきブラシ」はPV-BL10Gには全くない、PV-BL1Hのみの進化です。
やはり新モデルなだけあって、PV-BL1Hの方が基本的にはオススメです。
掃除がしやすい「ぺたりんこ構造」と除菌機能の「かるふきブラシ」を使いたいという方は、PV-BL1Hを選んだ方が良いでしょう。
あとは価格の差もまだまだ大きいので、予算等との兼ね合いも含め、どちらを購入するのが良いか検討してみてください。
PV-BL1H
PV-BL10G





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